「先生、社会が覚えられません!」
「いい勉強法ないですか?」
よくある質問のひとつです。
今回の期末テストが行われる2週間前にも
ある中3生の女子が私のもとに来て
同じような質問をしてきました。
「学校ワークを何度も繰り返しやってみて」
もっとも典型的な勉強法ですが、もちろん個人差があり、あまり時間に余裕がない彼女には適切ではないと思いました。
「教科書をよく読んで、語句の内容も覚えて」
本質的な語彙力をつけることは、少なからず記述問題の多い入試に向けては必要なことですが、定期テスト対策としては少々時間がかかり過ぎるため今回の期末テストへという点においては向いていません。
この生徒には何が向いているだろうかと、いろいろ考えていたとき
「映像は文字の2倍記憶に残りやすい」
という言葉を思い出しました。
そこで普段の授業だけではなく、約2週間映像授業対策を行い、ビジュアル的な面からも記憶させることで、知識が頭に残りやすい土台づくりをしました。
先日、テスト結果が返され
苦手な社会で見事40点アップを達成❗
いつもとは違い
自分から点数を伝えてくるくらいですから
よほどうれしかったのでしょう。
しかも、
「あんなミスしなければ・・・」とか
「もっとこうしておけば・・・」とか
悔しそうにまぁ語ります。
以前は、なかったものとして欲しいかのように「その話には触れないで下さい」オーラ全開でしたが(笑)
子どもたちのやる気は
結果ひとつでこんなにも変わるものなんだと
実感させられました。
まるで次のテストが楽しみかのような
そんな口振りでしたから(笑)
東振ゼミナール前橋荒牧校 今井