青いバラの花言葉は『不可能』でした。
ん?「でした」?
そうです、これは過去形です。
自然界に青い色素を持つ生物はごく稀です。バラもその例にもれず、バラは本来、皆さんがご存知のように赤や黄色の色素しか持っていません。↑のバラは造花かCGです。
青いバラの歴史は古く、ギリシャ神話やアラビアンナイトにも登場します。しかしそのどれもが不可能や非現実を意味する象徴として描かれてきました。
そんななか科学技術の進歩に伴って、1990年、ついに『なんとか青いバラを咲かせてみたい!』と科学者たちが研究を開始します。
そしてその10年後、ついに青いバラは完成します。
しかし、重要なことは『どんな方法を使ったか』ではありません。ただひとつの結果として大切なことは『誰もが不可能と考えていた夢を信じ、その壁を努力と知恵で打ち破った』ことです。
後年になり、遺伝子組み替え技術が世間に認められるようになり、ようやく青いバラも世間に認められるようになりました。
そしてその新しい品種には『Applause』という名前が与えられました。意味は「拍手喝采」。
それと同時に青いバラには新しい花言葉が授けられます。新しい花言葉は『希望・不可能への挑戦・夢かなう』。
青いバラの挑戦は今も続いています。確かにまだ「青に見えなくもないかな・・・」くらいの出来かもしれませんが、いつの日か晴れ渡る空のような「青いバラ」となることを夢見て、今も努力しているところです。
ガラにもなくロマンチックな話をしましたが、僕はこの話が大好きです!(あぁ、生徒から「キモッwww」と言われる声が聞こえる・・・)
不可能に挑戦し、壁を打ち破り、夢を叶える、飯塚校も生徒にとってそんな塾でありたいと常に思っています!