道は1つではないかも

さあ、新学期も始まって1週間が経ちましたが、みなさん新しい環境はいかがでしょうか?

新しいことをはじめた人、何にしようか迷っている人、今までとさほど変わらないと感じている人、それぞれいるかと思います。

私が一つアドバイスをするとすれば、「いくつか選択肢を持ってもいい」です。

 

私が尊敬する、群馬県のとある高校の、とある運動部を全国優勝に導いた監督は、「1つのプレーで3つの選択肢を持て」と著書の中で言っています。あらかじめ、試合の中で起こりうるシチュエーションに対し、3つ以上の対応策や次の手を考え・動けるように、選手には普段の練習から意識させているとか。

それによって、いざ試合でその場面になっても、次に自分が具体的にどう動けばいいのかわかるし、素早く対応できる、と。

 

これは、他の場面や普段の生活にも応用できる。一つのことにハマってそれを続けたり、もう目標がしっかり決まっていてそれに向かってひた走るのもいいでしょう。

人生は長い、何が起こるかわからないのも人生です。例えば、一つの仕事を一生ずっと続けられるかもしれないし、そういうものがあったとしても、会社がつぶれるかもしれない。

特に今からの時代、会社や働き方は大きく変わりうる。自分の考えや趣向が変わるかもしれない。そういう時に、別の強みや資格・免許などを持っていたり、他の仕事にも広く興味や関心を持っておくと、しなやかに強く生きられると思います。

一つの生き方にしばられなくても、「こっちの生き方でもいいな」「こっちの方が、実は向いてるんじゃないか」と思えるものを持っておくのもいいかな、と思います。可能性は、自分次第で広げられる。

そして私自身も、先述の監督の書いた本を読み、「この人のような指導者になりたい」とも、思っています。