皆さん、こんにちは。
群馬町校の小川です。
時が経つのは早いもので、気が付いたら2月です。
さて、本日は2月にちなんだちょっとした小話を一つ用意いたしました。
如月
小学生・中学生の皆さん、この漢字読めますか?
そう、答えは「きさらぎ」ですね。
和風月名(わふうげつめい)と呼ばれる1月から12月までの別称の一つで、2月に相当するものです。(他の和風月名の事は是非調べてみて下さいね。)
さて、ここで今、小川はふと思いました。
「なんで、如月はきさらぎって言うんだろう、どういう意味なんだろう?」
というわけで、目の前の便利な四角い箱でさっそく調べてみました。
すると、語源や意味がしっかりと出てきました。
一説によると、まだ肌寒い2月のこの季節、ついつい着るものを更に増やして着てしまう。
そんな意味を込めて、元々「如月」は「着更着(きさらぎ)」と呼称されていたようです。
それが、時が経つにつれて、いつの間にか「如月」に変化していったみたいです。
まだまだ、世の中には自分が知らない事が多い、寧ろ世の中には自分が知らない事しか存在しないのではないか。
ふとした時に、そんな風に感じる事があります。
君達には、これから生きていくうえで、どうかこの「知らない事」に対する「気付き」や「違和感」を是非大切にしてあげてほしいと思います。
まぁいっか、でその気付きや違和感を流してしまうのは簡単な事です。
ですが、そう思う時こそ、少し立ち止まって、その内なる自分の声に耳を傾けて下さい。
(このご時世、せっかく君たちの大多数がチャチャっと調べられる便利な携帯端末を持っているんですからネ!!)
「知らない」事を「知る」という事は、「階段を1歩ずつ登る」事とよく似ています。
階段の高さが1段異なっても、そんなに見える景色は変わりません。
ですが、その一歩一歩を、積み重ねた結果。
そう遠くない将来、君達が見える景色というものは劇的に変わっています。
まだまだ君達の人生の中には、たくさんの未知との遭遇が待っていると思います。
その遭遇を、道行を、楽しみながら歩んでいけますように。