皆さん、こんにちは。
群馬町校の小川です。
今日は、ふと思い出した、学生時代に先生に言われた心に残る一言を皆さんに伝えたいと思います。
その先生は定期テストが近づくと、授業の度に決まってこの言葉を何度も何度も私たちに言うのでした。
その言葉は
「信じる者が救(掬)われるのは足元だけだ。」
です。
その部分だけ聞くと、まるで漫画やアニメの悪役のセリフですが、大人になってから振り返ってみると、この言葉には色々とその先生の思いが詰まっているような気がします。
その先生が言いたかったのは、決して「過信」をするな、という事だったのではないのでしょうか。
テストの直前、あまり勉強していないのに、なんだかイケる気がする。
根拠のない自信が溢れてくる。
そういった体験、皆さんも人生に一度くらいはあるのではないでしょうか?
きっとその先生は、そういった「過信」を捨て、真面目にコツコツ勉強する事こそが、成績を伸ばしていく唯一の方法だと、私たちに伝えてくれようとしたのだと思います。
もちろん、努力した自分を信じてあげるという事もとても大切な事だと思います。
ですが、自身の努力に見合わない分不相応な過信は、時として巡り巡って自分の身を追い詰めてしまう。
私たちがそうならないように、その先生はいつも「忠告」してくれていたのではないのでしょうか?
この記事を読んでいる皆さん(特にテスト前・受験結果待ちの中・高生の方々)
皆さんは、「過信」していませんか?
「そんな勉強していないけど、テストで良い点取れそう!!」
「面接上手くいった気がするし、前期絶対受かったわ!!」
そんな内なる心の声が、皆さんの中に燻っていませんか?
もういちど言います。
皆さんは、「過信」していませんか?
<群馬町校> TEL:371-0021(校舎直通)