先日の生徒とのやりとりです。
今井 「日本で最も『酪農』がさかんな都道府県はどこ?」
生徒 「鹿児島県!」
今井 「酪農って、乳牛を飼育して牛乳からチーズとかヨーグルトとかを作る農業だよ。」
生徒 「北海道!」
お気づきでしょうか。
この生徒は酪農がどのようなものだか
わからなかったからこそ正解を導き出せなかったのであり
酪農がどのようなものだかわかったとたんに
いとも簡単に正解できてしまったのです。
北海道はチーズ・ヨーグルトの生産が多いというイメージができていたにもかかわらず
それを生かせない・・・。
まさに「語彙力」が原因です。
日頃耳にする言葉や教科書に出てくるすべての語句に興味を持ち
知らない言葉が出てきたらそれがなんなのか聞いたり、調べたりする・・・
「学ぶ」とはそういうことです。
すべての学習に「ことばの力」がかかわってきます。
ただ答えを知ろうとするのではなく
ことばの意味から考えることが大切です。
夏期講習では「覚える」こと中心ではなく
「理解する」ことを中心に取り組んでいきます。
どれだけ「語彙力」を高められるか・・・
チャレンジし続けます!
ちなみにこんなやりとりも・・・
今井「赤色のリトマス紙を青色に変えるのは何性?」
生徒「メルカリ!」
今井「・・・・・・・・・」
(おしい!正解は「アルカリ」性です)
この夏がんばろうね!
【前橋荒牧校 今井】