今日、生徒と話をしていて、「すごいな・・・」と感じる場面がありました。
その子は、日本は食料自給率が低いから
「英語」と「中国語」を身につけたいと話すのです。
たしかに現在の日本の食料自給率は約37%と
大豆や小麦を中心に輸入に頼る部分が大きくなっています。
国内では地産地消を活発にし、食料自給率を高めようとする動きも見られます。
そんな中その子は、食料自給率が低い点にビジネスチャンスを見出し、
英語と中国語を身につけることで自分の将来性を高めようとしていたのです。
すごくないですか?
もう一度言います。
すごくないですか?本当に。
その子がどこまで状況を正確につかめているかはわかりませんし、
間違っている部分もあるかもしれません。
ただ、自分が知ったさまざまな情報から
この発想ができたことがすばらしいと思いました。
この子は今、将来を見据えて台湾の大学へ留学を考えています。
だからこそ今頑張るんだと。
今この子を突き動かしているのは「情報」です。
日本の食料自給率が低いという情報。
日本の最大の貿易相手が中国とアメリカだという情報。
台湾の大学へ留学すれば、中国語と英語の両方を身につけやすいという情報。
さまざまな情報を得ることは
こんなにもすばらしい意識と行動をもたらす場合があるのです。
すべての人が同じ発想をするわけではないのはわかりますが
いろいろなことを「知ること」は、無限の可能性を秘めているということは間違いないようです。
しかし情報社会ですから、身の回りにはざまざまな情報があふれています。
間違った情報もや悪い影響を受けてしまうようなものもあるでしょう。
そんな中でオススメなのが、やはり「新聞」と「本」です。
これらが優れている点は、世に出回るまでに数多くの編集者たちが
何度も何度も間違いはないかチェックしている情報だというところです。
もちろん100%ではないですが、間違いなくインターネット上の情報よりも
数倍正しいのは言うまでもありません。
情報は将来を考える材料になります。
ぜひさまざまな情報や知識を身につけてください。
【前橋荒牧校 今井】